蛸・小芋の小倉煮
【アンバサダーシェフレシピ | 奥田透】
ANAORI kakugamaは、カーボン・グラファイトが持つ自然の力を利用して、素材にストレスを与えずに、食材の持ち味を高めるべく考えられたオールインワンの調理道具です。
ANAORI kakugamaは、調理の原点に立ち返り、日本の知恵と心、カーボン・グラファイトという最先端素材と技術、そして今昔を融合させた新しいスタンダードを提案します。
最先端と古典の呼応
kakugamaの内側は芋型といわれる、日本の伝統的な羽釜の形状を忠実に再現。
この形状は、理想的な対流によって、均一な熱伝導を実現します。また、鋳鉄やアルミ、鉄などの大量生産では実現できないデザインです。
細部まで緻密な職人技が光る輪郭のあしらい「几帳面」は、日本の茶室建築をそのまま表現しています。この複雑なアールには、日本の美意識と高度な加工技術が追求されています。
グリルパンとしても使える外蓋。外蓋の片面にはリブが施されており、単品でグリルパンとして使用することができます。
余分な油と水蒸気を逃す溝と、食材にぴったりと沿う平たくデザインされた凸面で、美しく綺麗な焼き目がつきます。
内蓋には、水に強い天然のヒノキを採用。
調理中の蒸気やドリップを吸収し、水分や温度をコントロールするとともに、湿度を調整します。また水滴による味の劣化や腐敗を防止する役割を担っています。
木の反りを極限まで抑える独自の構造。正目が揃い内蓋の美しさには、木工職人の精緻な仕事が表れます。
ヒノキは里山の香り。工芸品として幅広く使用されるヒノキは、日本の風土そのもの。料理を里山の香りで包み込みます。
kakugamaは、カーボン・グラファイトの持つさまざまな効果を最大限に活かすために、100日以上かけて3000度で焼成した素材から贅沢に削り出し、40以上の工程を経てkakugamaは作られます。
kakugamaの製作には約20時間を要します。偶然に任せられるプロセスは一つもありません。
カーボン・グラファイトは非常に硬いため、削る工具にはダイヤモンドを使用し、職人の手によってひとつひとつ丁寧に丹念に仕上げられ、究極の手触りを実現しています。
炊 最高のご飯
煮 旨味のエッセンス
蒸 味を濃縮する
焼 的確な火入れ
揚 食感と味へのこだわり
優れた風味を得る。ローラン・プティ|クロ・デ・サンス(フランス)
食材が持つ本来の味が戻る。それが本質、それが最も重要。
ヒノキの蓋が与えるアレクサンドル・クヨン|ラ・マリーヌ(フランス)
格別な香りは嬉しい驚き。
精密で確かなデザイン。ヴィクター・リオン|リー ホー フック(オーストラリア)
驚くべき蒸気と保温力で素晴らしい結果を生み出す。
調理時間が大幅に短縮、フィリップ・ムシェル|フィリップ・レストラン(オーストラリア)
数時間かかる調理が短時間で調理可能に。
試せば試すほど、可能性が広がる調理道具。マッシモ・パスクアレリ|リッツ・カールトン・シンガポール(シンガポール)
kakugamaは、ミニマルな温度で調理するのが効果的、アンドレ・チャン|ロウ(台湾)
道具の力と食材の力だけで調理ができるということに気がついた。
高い機能と優れた保温力は、ヴィルヒーリオ・マルティネス|セントラル・レストラン(ペルー)
僕の料理の料理への可能性に多大なる期待を与えた。
いずれの調理法でも奥田透|銀座小十(日本)
食材にストレスをかけずにふっくらと火が入る。
ご飯を炊くことにおいてはこれまでの一番。