ナチュラリティの最先端

ANAORI kakugamaは、カーボン・グラファイトが持つ自然の力を利用して、素材にストレスを与えずに、食材の持ち味を高めるべく考えられたオールインワンの調理道具です。

ANAORI kakugamaは、調理の原点に立ち返り、日本の知恵と心、カーボン・グラファイトという最先端素材と技術、そして今昔を融合させた新しいスタンダードを提案します。

デザイン

キュービックシェイプ

キュービカルな形状はデザインの美しさだけでなく、その四隅に熱を蓄えて、カーボン・グラファイトの特性である蓄熱性を発揮します。
側面に刻まれたスリットは、スタイリッシュな表情をプラスし、またミトンやふきんをかませて持ちやすい、理想的な形状です。
デザイン

伝統×革新

最先端と古典の呼応
kakugamaの内側は芋型といわれる、日本の伝統的な羽釜の形状を忠実に再現。
この形状は、理想的な対流によって、均一な熱伝導を実現します。また、鋳鉄やアルミ、鉄などの大量生産では実現できないデザインです。

細部まで緻密な職人技が光る輪郭のあしらい「几帳面」は、日本の茶室建築をそのまま表現しています。この複雑なアールには、日本の美意識と高度な加工技術が追求されています。

デザイン

外蓋・グリルパン

グリルパンとしても使える外蓋。外蓋の片面にはリブが施されており、単品でグリルパンとして使用することができます。

余分な油と水蒸気を逃す溝と、食材にぴったりと沿う平たくデザインされた凸面で、美しく綺麗な焼き目がつきます。

デザイン

内蓋(木蓋)

内蓋には、水に強い天然のヒノキを採用。

調理中の蒸気やドリップを吸収し、水分や温度をコントロールするとともに、湿度を調整します。また水滴による味の劣化や腐敗を防止する役割を担っています。

木の反りを極限まで抑える独自の構造。正目が揃い内蓋の美しさには、木工職人の精緻な仕事が表れます。

ヒノキは里山の香り。工芸品として幅広く使用されるヒノキは、日本の風土そのもの。料理を里山の香りで包み込みます。

セラミック・コーティング

健康や環境に配慮した、人体や地球環境に優しいコーティング。
kakugamaの内外面を覆う3層のセラミック•コーティング、すべて焼成後の自然由来の素材から成り、高温で調理しても有毒ガスが発生しないのが特徴です。
高い非粘着性により、食材が焦げ付かず、内面にこびりつくこともありません。
このセラミックコーティングは、職人がひとつひとつ丁寧に手作業で施しています

製造工程

kakugamaは、カーボン・グラファイトの持つさまざまな効果を最大限に活かすために、100日以上かけて3000度で焼成した素材から贅沢に削り出し、40以上の工程を経てkakugamaは作られます。

kakugamaの製作には約20時間を要します。偶然に任せられるプロセスは一つもありません。 

カーボン・グラファイトは非常に硬いため、削る工具にはダイヤモンドを使用し、職人の手によってひとつひとつ丁寧に丹念に仕上げられ、究極の手触りを実現しています。

火入れを極める

ANAORI kakugamaは火入れの方法を極めるために開発されました。食材の持つ可能性を最大限に引き出しながら一台で<炊く><煮る><蒸す><焼く><揚げる>5つの機能を果たします。

  • 炊 最高のご飯

  • 煮 旨味のエッセンス

  • 蒸 味を濃縮する

  • 焼 的確な火入れ

  • 揚 食感と味へのこだわり

”ANAORI kakugamaで炊いたご飯は完璧”プロの意見が一致します。均一な熱伝導によってお米が芯まで柔らかく、一粒ずつ立ったご飯が炊けます。土鍋や羽釜炊きに匹敵するご飯が簡単に実現します。
レシピ
煮込み料理は、食材と出汁とが融合することが重要。
そのためには、食材のアク抜きや下茹でが必要ですが、ANAORI kakugamaはこれらを行わずに、食材の個性と出汁の旨味を渾然一体とします。日本料理の「旨味」の本質が、ここにあります。
レシピ
ANAORI kakugamaは食材の持ち味を活かしながら、その水分量を調整します。ほぼ無水で調理するポシェ(蒸し煮)には最適です。食材の持ち味や栄養素を活かして仕上げる、健康的な調理法です。
レシピ
グリルパン(外蓋)を用いると、食材の中芯部に火が行き届き、かつ表面も美しく焼き上がります。中芯部と表面の温度差を縮め、加熱によるタンパク質の変性と細胞破壊を最小限に抑えるカーボン・グラファイトの遠赤外線ならではの効果です。
レシピ
優しく揚げる。矛盾するような調理法が実現します。ANAORI kakugamaの素早い熱伝導により、パリッと揚がった衣の中で、食材は旨味や水分を保ちながら蒸すように加熱されていきます。
レシピ

焼き目の比較

kakugamaパーツ

Chef's opinion

優れた風味を得る。
食材が持つ本来の味が戻る。それが本質、それが最も重要。
ローラン・プティ|クロ・デ・サンス(フランス)
ヒノキの蓋が与える
格別な香りは嬉しい驚き。
アレクサンドル・クヨン|ラ・マリーヌ(フランス)
精密で確かなデザイン。
驚くべき蒸気と保温力で素晴らしい結果を生み出す。
ヴィクター・リオン|リー ホー フック(オーストラリア)
調理時間が大幅に短縮、
数時間かかる調理が短時間で調理可能に。
フィリップ・ムシェル|フィリップ・レストラン(オーストラリア)
試せば試すほど、可能性が広がる調理道具。
マッシモ・パスクアレリ|リッツ・カールトン・シンガポール(シンガポール)
kakugamaは、ミニマルな温度で調理するのが効果的、
道具の力と食材の力だけで調理ができるということに気がついた。
アンドレ・チャン|ロウ(台湾)
高い機能と優れた保温力は、
僕の料理の料理への可能性に多大なる期待を与えた。
ヴィルヒーリオ・マルティネス|セントラル・レストラン(ペルー)
いずれの調理法でも
食材にストレスをかけずにふっくらと火が入る。
ご飯を炊くことにおいてはこれまでの一番。
奥田透|銀座小十(日本)

よくあるご質問

kakugamaに使用できる熱源は何ですか?
IHクッキングヒーターの他、ガス火をはじめオーブンまで直接加熱の熱源が使用可能です。
炭素体は電気を通すので、金属プレートを埋め込むことなく材質そのものでIHクッキングヒーターをご使用いただけます。異素材と組み合わせていないため、熱伝導率が高い理由の一つです。
kakugamaの容量
スープは5.1ℓ: 24杯/3.4ℓ: 15杯(標準的スープボール150mlとして)
お米炊きは3.4ℓ: 5合 (900ml)/5.1ℓ: 7合 (1260ml)
3.4ℓは約4人、5.1ℓは約6〜8人が目安となります。
カーボン素材は軽くて丈夫というイメージがありますが、欠けたり割れたりしないのでしょうか?
カーボン素材は、本来は強いが壊れやすい。
ラケットや飛行機に使われているカーボンは、繊維状炭素(CF)を樹脂で固めた「強化プラスチック」なので、軽くて強い。
カーボングラファイトは、純カーボン体を焼成したものなので、落としたりぶつけたりすると割れたり壊れたりすることがあります。 kakugama 取り扱いは、陶磁器や磁器と同じように丁寧にお願いします。
注文してから発送までどのくらいかかりますか?
在庫がある場合は、2週間以内に発送します。在庫切れの場合は、ご注文後2ヶ月程度で発送する場合があります。(正確な納期は別途お知らせします。)
送料や関税はどうなっていますか?関税や消費税の計算方法は?
海外からのご注文の場合、関税や輸入税は現地に到着した際に税関で徴収されます。HSコード6912.00に該当する商品の税率は、現地の税関にご確認ください(参考リンク)