ナチュラリティ・ツアー

自然との関係を重んじるANAORIの哲学には、日本の叡智を継承しています。自然の摂理を理解し、最小限の介入でその能力を最大限に高める。ANAORIはこの精神を製品の一つ一つに込めています。

ANAORIの哲学に賛同する世界中の著名なシェフたちと共に、地球の資源との関係を見直すグローバルな意識の高まりを共有し、このナチュラリティの最先端を推進していきます。ANAORIの誕生の地である日本を皮切りに、オーストラリア、アメリカの東海岸と西海岸、南米、中国、アジアを経て、ヨーロッパへと、半年間で24都市を巡るワールド・イベント・ツアーを開催しました。
世界各国のシェフたちがANAORI kakugamaで調理した個性豊かなメニューを提供し、自身の料理哲学と、これまでにない調理道具がもたらす新たな可能性との融合を発信します。

  • 谷口 英司

    レヴォ | 富山

    フランス料理と富山の風土との出会い。幼い頃より料理の道を志し、修行を経て富山へ。土地の食材の豊かさとその可能性に魅了され、2020年、南砺市利賀村に「レヴォ」をオープン。kakugama は、標高の高い土地に合わせた、穏やかな火入れにシンクロする。
  • 奥田 透

    銀座小十|東京

    現在の懐石料理。静岡、京都、徳島で研鑽を積み、独立。伝統の技と鋭敏な季節感をさらに磨き、2003年に「銀座小十」をオープン、独自の世界観を展開する。kakugamaの利点を会得し、さまざまな調理に応用。特に炊飯に関してはこれまでの最高と評価する。
  • 薬師神 陸

    ユニ | 東京

    日仏の食に通じ、カリナリー・プロデューサーとして料理界に新たな局面を開拓。2020年よりレストラン「ユニ」および、kakugama日本ローンチの舞台となった、併設の食のインキュベーション施設「ソーシャルキッチン 虎ノ門」を統率。

  • ポール・カーミカエル

    モモフク・セイオーボー | シドニー

    世界中で習得したテクニックをもって、故郷バルバドスの食文化を絶妙に表現する。ANAORI kakugamaを使い、季節の食材をふんだんに取り入れて、カリブ文化へのオマージュとなる3コースディナーを披露した。
  • ニキ・ナカヤマ

    エヌ/ナカ | ロサンゼルス

    カリフォルニアスタイルを取り入れたモダンな懐石料理。自然を愛でる日本の精神と、超一流の美意識とが出会った。2時間かけて鮑の蒸し煮を作り、ANAORI kakugamaによる低温調理の可能性を追究した。
  • フィリップ・ムシェル

    フィリップ・レストラン | メルボルン

    ノルマンディー生まれ。ボキューズのもとで世界に通じる経験を重ねる。さらに、その後の東京での暮らしが、彼の料理に日本のテイストをプラス。kakugama はビストロ風の伝統的な料理にも、その機能を発揮する。

  • ヴィクター・リオン

    リーホーフック | メルボルン

    フランス料理の基礎の上に表現される、独創的・先進的な中国料理。日本と中国の味と技を融合させるべく情熱を傾ける中、kakugamaの熱伝導と蓄熱性、そして蒸気のコントロールを活かしたパーフェクトな炊飯に魅せられた。
  • ヴィルヒーリオ・マルティネス

    セントラル・レストラン | リマ

    ペルー料理を世界に広めた中心人物。外界にある全てを探究し、独自の哲学と料理スタイルを築く。ペルー先住民のアイデンティティをによる美食の概念を研究する、NPO法人「マテール・イニシアティバ」ヲイ創設。
  • フレドリック・ベルセリウス

    アスカ | ニューヨーク

    故郷のスウェーデンからニューヨークに架かる橋。1860年代の広い倉跡地をリノベートした空間で、都会にありながら季節毎の自然の味わいを提供する。北欧と地元の食材を織り交ぜた料理は、驚きと親しみやすさが共存する。

  • ダ・ドン

    ダ・ドン | 北京

    古典的でありながらゴージャス、シンプルにしてファッショナブル。高い美意識と先進性で中華料理の法則を更新し、世界のガストロノミー界に発信する。kakugama の優れた熱伝導がもたらす調理法に注目し、鮑とその出汁の味わいを余すところなく引き出した。
  • フランケリー・ラルーム

    ルイーズ | 香港

    フランス料理の独創的で新しい解釈。アジアでの豊富な経験を活かし、良質な食材と卓越した技で、美食と日々の食卓の距離を縮めるアプローチを図る。kakugama の幅広い可能性に注目し、ミネストローネと繊細に火を入れたフォワグラを披露。
  • プラティーク・サデゥー

    マスク・レストラン | ムンバイ

    カシミールに生まれ、故郷との絆を保ちつつ渡米、後にヨーロッパにも渡り、数々の名店で修行。帰国後は絶滅したインドの伝統食材の再発掘に尽力する。地産の材料のみで作ったサステナブルな料理は、高い評価を受け、インド料理界において独自の世界を築く。

  • ディアイル・タム

    オブスキュラ | 上海

    香港生まれ、トロント育ち。海外の経験を踏まえ、中国本来の食文化を、現代の解釈で革新的に表現。中国各地に足を運んで土地の食材や料理を掘り起こし、世界に通じるガストロノミーに仕立てる。kakugama のヒノキ香を活かして、古典的な中華料理を変身させた。
  • ラファエル・カガリ

    ダ・テッラ| ラファエル・カガリ |ロンドン

    サンパウロに生まれ、ヨーロッパでキャリアを重ねる。オリジンであるイタリアと、多彩な経験が織りなす料理の基地として、「ダ・テッラ」をオープン。旬の食材に敬意を払う精神は、kakugama のさまざまな可能性を活かした料理にも表れた。
  • マッシモ・パスクアレリ

    ザ・リッツ・カールトン・シンガポール|シンガポール

    イタリアで修行し、さまざまな世界的名店で腕を磨く。kakugama が食材本来の味を保こと、蓄熱性、熱伝導が調理時間を短縮することに着目、その特性を活かして、パン、オッソブーコ、フォンダン・ショコラなどの多様なレシピを編み出した。

  • エンリコ・クリッパ

    ピアッザ ・ドゥオモ | アルバ

    ヨーロッパの著名シェフのもとで過ごした後、3年にわたる日本料理の精神に感銘を受ける。その料理は、感性、文化、技術と分析に基づく美しいバランスの上に成り立つ。kakugama は、軽く味わい深く、精巧な彼の料理と響きあった。
  • ポール・アイビック

    ティアン | ウィーン

    高感度の採食ガストロノミー。地元の食材を基本とし、同じ志を持つ近隣のオーガニック生産者と提携、貴重な食材を捨てるところなく使用する。料理界の世界的な動向を見つめ、その確固たる哲学が宿る料理には、食材の驚くべき味わいが引き出される。
  • ローラン・プティ

    クロ・デ・サンス | アヌシー

    ポリシーは地元の風土への敬意。地域の食材を丁寧に調理し、衝撃的な味わいを引き出す。扱う食材はすべて新鮮な地元直送、ハーブは専属の農家から。kakugama では自らの定番レシピを試し、卓越した味わいを実現した。

  • アンドレ・チャン

    ロウ|台北

    アンドレ•チャンは、フランス料理の伝統を独創的に解釈し、世界にその名を知らしめる。旬の食材をモダンアートに変えるクリエイションは、人間の味の記憶を追究し、8つの理念で成る料理哲学がその源となっている。kakugama では、中国、フランス、日本の料理を融合させた。
  • ボ・ソンヴィサヴァ & ディラン・ジョーンズ

    ボ・ラン | バンコク

    アジアベスト女性シェフとオーストラリア人シェフのユニットが、情熱的に繰り出す卓越したタイ料理。西洋のテクニックとタイ食文化の融合た、地元のオーガニック食材を革新的な料理にする。生産者との密接な関係は、優れた食材を輝く一皿に。
  • ヴィクトール・メルシエ

    フィエフ | パリ

    世界中を旅して、各地の食文化と出会う。挑戦的な理念のもとに本質を追求し、フランス産の食材のみで作る洗練されたナチュラルな料理を提供する。kakugama の中に小石や砂を仕込んで遠赤外線効果を増強する、新たな調理法を試した。

  • アレクサンドル・クヨン

    ラ・マリーヌ | ノワールムティエ•アン•リル

    港と畑が近い、島ならではの食文化。洗練されの料理は、朝の魚市場とその日に採れた食材から生まれる。kakugama の内蓋が放つヒノキの香りに衝撃を受け、アスパラガスのブイヨン煮をグリルし、松のオイルとレモンのパテを添えてハーモナイズさせた。
  • リッチー・リン

    ムメ | 台北

    香港に生まれ、オーストラリアで修行の後、洗練されたカジュアルスタイルを実現する舞台として台北を選ぶ。季節感とサステナブルを重視し、地元の食材供給サイクルを活用して、台湾の風土に食の秘宝を発見している。

NAORI 2021年 ナチュラリティ・ツアー

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